ゴローとケイスケ お母さんの育児絵日記

d0224617_1226228.jpg


図書館で借りて読みました。
この本は、宮崎朱美さんが仕事中、子供に会えない時間の中で、子供の事を思い出して描いた落書きをまとめたスクラップブックの中から生まれた本だそうです。
宮崎朱美さん、旧姓太田朱美さんは宮﨑駿監督の奥さんで、東映動画で14年アニメーターをされていたようです。
アニメーターの仕事は、宮﨑駿さんが東映動画を辞めた辺りで、専業主婦になって引退されたようですね。
本の中では1967年辺りから4~5年の間の子どもたちの様子が描かれていて、スクラップブックは全部で6冊あったそうです。
昔のアニメージュで、森やすじさんが宮崎朱美さんの絵について触れていたので、どんな絵を描く人なのか気になっていました。

d0224617_12275310.jpg


田辺修さんの絵に似ているなあ。
当時の宮崎家の間取り等も載っていて、生活ぶりが分かるのが面白いところです。
殆どが著者の朱美さんの絵ですが、駿さんの方の絵も掲載されていました。
「ゴローとケイスケ」というタイトルから分かると思いますが、このゴローと言うのは、今の宮崎吾朗監督のことです。
ドキュメンタリーなどで映像で見たことのある人なので、このゴローくんが、あの吾郎監督になるのかあと思うと、時の流れを感じずにはいられませんね・・・・・・・・・
もう一人のケイスケくんの絵が少ないのですが、二人目の子供であること、朱美さんが退職して子供と一緒にいる時間が長くなったことで、自然と子供の絵を描くことはなくなっていったそうです。
この宮崎敬介さんはなにしているんだろうと思って調べてみたら、木版画家になったそうで、「耳をすませば」に出てくる、劇中に出てきた牢獄の中でヴァイオリンを作っている職人の版画はこの人の作だったようです。
二人とも、大人になったんだなあと、三十年前の本を見ていうのもおかしい話ですが、思いましたね。
著者紹介で朱美さんの夢は「野草の絵を2000枚ぐらい描きためるのが夢」という、絵描きらしい夢を語っていて、いま何枚位描きたまったのかが気になります。もしかしたら、とうの昔に達成しているかもしれませんが。
何せ、この本に載っている絵は、49年も前のとある家族の日常の一コマですので。
[PR]



# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-05-11 12:31

めがてんスタジオ作「ジャイアントロボパイロット」

「GR-GIANT ROBO-」のBOXに収録されているパイロットフィルムで、原作準拠の横山光輝風のキャラクターデザイン・メカデザインになっており、TVシリーズとして制作されたものとは全く違うものとなっている。
5分ほどの尺の作品だが、佐々木さんが中盤のメカアクションを描いており見応えのある内容。
そのエフェクトの多くは佐々木さんの同人誌に掲載されている。
めがてんスタジオの関わる作品としては、カンタムロボに次ぐ作品なのでもしかするとめがてんスタジオ発のロボットアニメとして企画されていたものだったのかもしれない。


演出
本郷みつる

絵コンテ
西村博之
佐々木正勝
高倉佳彦
本郷みつる

キャラクターデザイン・作画監督・原画
高倉佳彦

メカデザイン・作画監督・原画 
西村博之

設定デザイン・原画
佐々木正勝

CGI
のりのりカンパニー

美術監督
工藤ただし

協力
めがてんスタジオ

制作
OLM
[PR]



# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-04-07 23:57

まんが偉人物語

「まんが偉人物語」は歴史上の偉人の伝記的な作品。
芝山努さん、小林治さん、近藤喜文さん、椛島義夫さんなどAプロ的な面子が参加している回があったり、坂口尚さんがローテーションで参加していたりする。
孤独な芸術家を取り上けることの多い坂口回は、短いながら特殊な表現の画面が頻出し、商業的なアニメとは思えない作家性の濃い作品になっていて、どの回もかなり見応えがある。
作家坂口尚のファンは見る価値のある作品だと思う。
見た回をで良かったものを幾つかメモしておこうと思ったけれど、手元に全部の録画ががなかったので、今回は中途半端なメモ。



<ベーブ・ルース> 「約束のホームラン」

演出・作画 小林治
脚本 平見修二
美術 小林七郎

「ど根性ガエル」そっくりのキャラデザ、美術で完成度の高い回。
死後のベーブ・ルースが回想する一人称形式の作品なんだけれど、ベーブ・ルースにはマークという相棒のような付き人のような少年が側にいて、いいところでアドバイスをくれたりする。しかし、誰なんだこいつは・・・・
野球場のレイアウトがよく、特にマウンドの望遠感が良いと思う。



<メンデル>「エンドウ豆にうずまって」

原案・演出 坂口尚
文芸 曽我部絢
美術 西村邦子
作画 我楽苦他



<リンカーン>「人民大統領」

演出 吉田茂承
脚本 平見修二
美術 小林七郎
作画 近藤喜文

近藤さんのAプロ最後の作品と思われる。
Aプロ的な絵柄だけど、止め絵のカットは劇画調のタッチで描かれていてこちらがこの時の近藤さんの素の絵なのかもしれない。
ガンバの冒険風の小林さんの美術も良く、かなり出来が良い回。
処刑寸前にリンカーンに助けられたジミー・スミスという名の脱走兵を中心にした話となっている。
門から手前に3コマ作画で走ってくる馬の作画が良くって、何度も繰り返し見てしまいます。



<コロンブス> 「サンタ・マリア号西へ!」
原案・演出 殿勝内勝
文芸 平見修二
美術 大山哲史
作画 岡田敏靖

岡田さんが作画をしている回は多いんだけど、この回は船乗りを主役にしている為に岡田さんのディフォルメされた水作画が堪能できる。
海をムラのある青系の色味だけで塗ってあって、白い色トレスの線のタッチを変えることで水面や奥行きを表現していたりするのが面白い。



<アンデルセン>「メルヘンの贈りもの」

演出・作画 芝山努
脚本 平見修二
美術 シンエイ動画

老人になったアンデルセンが自分の半生の中で創作の元になった体験を、港で出会った少年に語りかける形式。
絵本的な童話のイメージシーンと100%芝山さんタッチの絵が見れる。



<ゴッホ> 「炎のカンバス」

原案・演出 坂口尚
文芸 平見修二
美術 西村邦子
作画 渡辺いずみ

「まんが偉人物語」の中では孤独な天才を担当することの多い坂口さん、伝記的な作品ながら濃厚な坂口ワールドを広げている。
美術も段々と不安定な精神状態になっていくゴッホの心を映すように歪んでいき、ゴッホの絵そのままのタッチへと変化していったりして、面白い画面になっている。



ベートーベン 「音のない音楽会」

原案・演出 坂口尚
文芸 平見修二
美術 田中資幸
作画 我楽苦他

手塚治虫的なキャラクターデザインの作品で、虫プロ出身の血を感じる回。
若いベートーベンが恋するエレオノーレちゃんがかわいい。
虫プロ作品で手塚治虫が何度も挑戦していた「ファンタジア」的なミュージカルアニメの表現に、手塚作品よりも成功している感じがあって見応えのある回となっている。



これでいいのか 「まんが偉人物語」後期主題歌



後期主題歌の歌詞がひどすぎる、煽っているとしか思えない・・・・
[PR]



# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-03-28 21:33

みつあみの神様のアニメパート。

舞台「みつあみの神様」のアニメパートが見たい!と言っていたら、Twitterでフォロワーさんが会場限定で販売していたアニメパートを収録したDVDを貸してくださったので見ることができました。
ありがとうございます!
いつの間にか、プロダクションIG所属になっていた本広克行さんがプロデューサーというのは驚きました。
監督は、「夢見る機械」があるので、初監督と言って良いのかわかりませんが板津匡覧さん。
もっと短い作品かと思っていましたが、尺数は約30分ありました、なので普通にOVA1本見た満足感が有ります。
原作を知らなかったので、意外なグロい展開にはちょっと驚き・・・・・
見ていて、ちょっと「On Your Mark」を連想する所があるよう気がします。
登場人物の声は聞こえず、周囲にある「物」がおしゃべりしている、それが現実なのか幻想なのかもよくわからない不思議な作品でした。
静かな画面の中で囁くように聞こえてくる「物」の声が花澤香菜さんや諏訪部順一さんなので、良い声だな~と見ていて普通に思ったので、ちゃんと全部通して舞台を見ても楽しめそうですが、アニメパートだけでも完結して見れるものになっていると思います。
原作と見比べたら違うのかもしれませんが。
線も色も淡い質感の独特の画面で、「かぐや姫の物語」、「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」などの手描きの質感を活かそうとするアニメではよく名前をお見かけする、野上麻衣子さんが動画検査をされていて、なるほどと思いました。
板津さんの描かれる皺が好きで、よく注目してみているのですが、みつあみでは皺の線などのディテールが省かれた、ほぼ輪郭線だけで描かれた絵でしたが、板津さんらしい気持ちの良い線の流れが感じられる絵が動いていて、見れて良かったです。
こういう感じで高野文子さんのアニメとか見てみたいなあ。
自分はまだ未見ですが、「同級生」もいろいろこだわっていそうだし、「かぐや姫の物語」がきっかけかは分かりませんが、日本では今後こうした線や塗りの作品がどんどん出てくるようになるのかもしれません。

原作 
今日マチ子

脚本 
丸尾みほ

監督・絵コンテ・キャラクターデザイン・作画監督
板津匡覧

美術監督
大野広司

色彩設計
橋本 賢

撮影監督
田中宏待

音楽
青葉市子

原画

井上俊之
賀川 愛
鈴木美千代
竹中真吾
星野円哉
松本憲生
箕輪博子
板津匡覧


第二原画

竹花健吾

動画検査

野上麻衣子


新感覚朗読劇"シアトリカル・ライブ"「みつあみの神様」15秒CM




AQUOSの動画がどれだけ美しいか、花澤香菜で検証してみた(SHARP スマートフォンAQUOS)





『スペース☆ダンディ』シーズン2 番宣CM・第1弾


[PR]



# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-03-23 00:44

吉原正行さんのクレヨンしんちゃん

吉原正行さんは劇場のしんちゃんでアクションの作画などを手がけたり、TVで作画監督をしていることは知っていたけど原画だけで参加している回もあるとは知りませんでした。
作画監督をされているのは「組長先生のハチの巣とりだゾ」「恐怖の幼稚園だゾ 」の2本。
原画だけで参加されているのは「マッサージ機で遊ぶゾ」という回。
原画だけで参加している回もレイアウトがよく、しんちゃんの体やひろしの頭がものすごく立体的に描かれていてすごいです。
劇中劇として出てくるアクション仮面の作画も良く、エフェクトの描き方も面白かったりと見応えの有る回でした。
作画監督回も良いので未見の人にはおすすめ、またしんちゃんやってほしいなあ。
[PR]



# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-02-26 20:46

水池屋の日記。
by Yakeishi-ni-Mizu
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

フォロー中のブログ

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

ブログパーツ

外部リンク

ファン

ブログジャンル

画像一覧