思い出のマーニーを見た。

 米林宏昌監督の「思い出のマーニー」を見た。
 なかなか楽しめて見れました。内容に触れてしまうかもしれないけど、ラストで沼地屋敷からマーニーが手を振っているカットにはこみ上げるものがあった。
 第一印象としては、今敏さんの作品を見た感覚が近い。現実や記憶や現在や過去、自分と他人が入り乱れる幻想的な内容で、自分探しでもある。
 今敏さんの作品に参加してきた安藤雅司さんの絵だったので余計にそう思ったのかもしれない。
 アリエッティの時は、アリエッティが動いているだけでワクワク感があったけど、今回の作品では杏奈ちゃんとマーニーが逢引してる所が特に楽しそうでもなかったのが少し残念だった。マーニー一人でジュースとクッキー飲み食いしてるし。
 内容的にそういうものだったのかもしれないけど、「マーニーの外見が綺麗」という以上の魅力をいまいち感じられなかった、個人的にはのぶこちゃんが好きで外見からして甘やかされて育ったんだろうけど、杏奈ちゃんとのやりとりで手打ちの条件を提示した上で仲良くしましょうと言ったり、かなり大人だなあと思った。
 大人だから余計に杏奈ちゃんとは合わないのかもしれないけど。なのでマーニーとの対比なのかもしれないけどキャラクターザイン的に嫌気が見えてしまうような感じがちょっと悲しかった。
 絵柄は個人的に好きな感じで、素直なことを言うと「ももへの」もこういう感じの絵柄だとよかったなあと思った。
 杏奈ちゃんは端正な美人という感じの顔立ちがして、お母さんだけ顔がももっぽい感じだったのでももの世界からジブリの世界に来た人という感じがしなくもないような・・・・
 作画的には近藤勝也さんがラストで久子さんの回想シーン的な所をまとまってやっているんじゃないかと思うんだけど、とても良かったです。
 あとマーニーが白い服(寝間着?)を着ている登場時周辺のシーンは、絵がかなり柔らかい感じがして好きでした、布の感じが見たことのない独特な感じで、マーニーのお腹の辺りの布とか描き方を間違えるとデブに見えそうな難しそうな絵をとても柔らかな質感を感じさせていて、じっくり見直したいと思いました。
 ベッドシーンで杏奈とマーニーが走り回る辺りが本田雄さんで、マーニーがキノコ狩りのあとで告白を始める辺りが沖浦啓之さんかなあと思ったんですが、この辺はものすごく上手くて生き生きと動いてるけどちょっと絵が、というか着ている服の布地?がそこで突然固くなったような錯覚を感じました。
 とは言え、本田さんはもちろん、沖浦さんにももっとこういう、女の子を可愛く描くようなお仕事をしてほしいなあと、個人的な願望を持ちました。
 
 これからも色々とあるんだろうけど杏奈ちゃんには幸せになってほしいなあ、そして色いろあるだろうけど、これからもスタジオジブリの映画を見て行きたいなあと思いました。
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by Yakeishi-ni-Mizu | 2014-07-26 18:12

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