「この世界の片隅に」

映画「この世界の片隅に」を見てきました、映画館で見て良かったです。
原作のこうの史代さんのまんがも面白かったけれど、アニメはアニメでまた面白かったです。
映画を見ていて自分なりに思うことが少しあったので、ここに書いておきます。
すずさんがよくする困り顔、「><」こういう感じの線が三本の目になる顔。
これ、原作ではどうだったか分からないけれど、アニメでは首をひねったポーズとして描かれていたような気がします。
こういうつもりだったんだけど、あれ?おかしいなあ・・・・と、自分で思っていたのと違う結果に言葉には出さないまでも、首を傾げる。
この首をひねる様子が、かわいらしくて、見ていておもわず微笑んでしまう仕草として、よく出て
くるんだけれど、映画が進んでいくと、これがどんどんと無表情になっていく。
ここから、というのが映画にはあって、確かここだったと思うという所があるんですが、、、、見直さないと正確には分からないので、どこからとは言えないのですが。
それから、見ていて気になったのは、煙の描写です。
この映画の人物の絵を見れば分かるように、まんが絵的なかわいらしい絵なんですが、表現として絵の質感が三つに振り分けられているように思います。
キャラクターは基本的に、一つの絵柄の範疇から、垣根を超えることはないんですが、これが自然表現の中には、ムラがあって。
キャラクターの絵に合わせたディフォルメされたもの、現実的でキャラクターの絵のディフォルメに合わせないもの、すずさんが描く想像の世界のものという三段階があって、この映画の中のリアリティが三つの階層に振り分けられているような気がします。
後は、所々に出てくる虫とかもそうかな。
この作品は言いたくても言いたいことを言えない、言葉にできない時代が舞台で、そこに思っていることをうまく言葉にできない女の子が一人いました。
絵を描くのが好きなすずさん。
すずさんはどうして、絵を描くのか?そういう映画に見えました。
映画の中で、ここに絵の具があればなあというような事をいうシーンが有るんですが、そうした表現を垣根とすると、言葉にはしていない、すずさんの言葉が見えてくる、、、、かも?
かも?ですけど。
映画を見た人で、まんがを読んで、見直すと、また違った楽しみかたが出来ると思うので、おすすめです。
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# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-11-15 13:21

シン・ゴジラ。

「シン・ゴジラ」見ました、面白かった。
IMAXで見たいなと思っていたんだけれど、上映が終わっていたので普通のスクリーンで見ました、と思ったらIMAXが復活するという情報が聞こえてきて、見るのが一日早かった!
凄く面白かったし、とても普通に楽しめる作品だと思いました。
普通っていうのも変ですけど、オタクじゃない人たちも楽しめる作品になっているのではないかと。
マニアックな情報は多いんだけれど、それを気にしなくても見れるし、気にする楽しみ方もできるし。
映像としては、震災で見た映像が怪獣という形を通して再現されているんだけれど、同時に過去の映像作品の再現にもなっている。
嘘と本当が並列になっているのが、新感覚でした。
良い嘘のつき方をしているという言い方もできるのかなと思ったんですけど、庵野秀明というフィルターを通して、世界を見直している感覚が気持ちよい、そんな感じでした。
直接作品としての関係性はないんですけど、見ていて「風立ちぬ」を見た時の感覚が分かったような気がしてきました。
作品を見ることで、宮﨑駿の見た世界を追体験できる、完成した映画を見たことで宮﨑駿の人生の一部になったような、そんな錯覚が心地よかったのかもしれない。
この作品で言うと、庵野さんですけど、映画を見ることで庵野さんの人生の一部になったような錯覚が心地よい。
庵野さんの事がわからない人は、ゴジラでも良いんですけど、圧倒的な存在を感じて、その場に立っている誰かになりたい、そんな感覚です。
「シン・ゴジラ」を見ていると、何か見覚えのある役者の人達がたくさん出てくるんですけど、それが見ているうちに、なにか見覚えのある人達が頑張っているなあという感覚になって行くのが面白かったです。
もしかすると、自分もこの場にいる誰かかもしれない。
音楽のことってよくわからないなあとずっと思っているんですけど、もしかするとライブとかに行くのは、目の前で凄いことがいま起こっているという感覚を味わうために行くのかもしれないと「シン・ゴジラ」を見ていて思いました。
これから凄いことが起きるかもしれないと、今すごいことが起こっているぞとがごちゃ混ぜになったような、ライブ感という感覚ですけど、お祭りの一部になっている感覚と言うと分かりやすいかもしれないです。
ゴジラも、宮﨑駿もそんなお祭りの中でのお神輿なのかもしれないです。
誰よりもすごいのに、たくさんの人の中の一人でしかない、圧倒的なんだけれど、同時に孤独な存在の悲しさも感じる。
「シン・ゴジラ」のゴジラは強くて悲しくて、孤独な所が良かったです。
庵野さんが、このあと何を作るのかが一番楽しみですね。
早くアニメのお祭りに帰ってきてくれー!








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# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-08-18 01:17

「なかむらたかし展~圧倒的な手描きによる物量に触れる~」

ササユリカフェで行われた「なかむらたかし展~圧倒的な手描きによる物量に触れる~」を見に行きました。
どんな展示なのかよく知らずに行ったんですが、なかむらさんの原画が約50カットも見れる展示でした。
展示の中心は「ロボットカーニバル」の「ニワトリ男と赤い首」の原画が中心で他には「アニメーター見本市」の「ブブとブブリーナ」の原画、「ファンタジックチルドレン」の企画書、「キングアビス」アニメ用企画書、「パルムの樹」の設定、「風の谷のナウシカ」のレイアウト等がありました。
中には、生の資料もあり、量も質も見応えあるものでした。
これはちょっと見きれないぞっと一目見た時は思ったのですが、一通り目を通せて帰れたので良かったです。
ナウシカの資料なんて本当に貴重な物ですね。
なかむらさんが描いた物以外では、「ブブとブブリーナ」は井上俊之さんの原画も見れました。
ニワトリ男の資料を見て森本晃司さんの描く絵や世界観に似ているなあと思いましたね。
「パルムの樹」の美術設定が凄くて、なにかの本にまとまらないかなあ、なかむらたかしさんのアニメ関係の書籍が出ないですかね。
アニメ関係以外のクロッキーとかの絵も見てみたいので、画集が出ないかな。
コミュニケーションノートの1ページ目に絵を描いている人がうますぎて何者だろうと思ったり、隣りに座った二人組の人たちが漫画家志望でちょっと話しかけようかと思ったけど、人見知りなので話しかけずに帰りました。
当分ササユリカフェには行かないと思うんですが、料理もいつも美味しくて、カレーとえびアボカドサラダは食べたので、次はラタトゥイユ丼を食べたいです。
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# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-08-13 17:21

「ももへの手紙」と「娚の一生」

DVDを借りると本編の前にいろいろな作品の予告編が入っているものだけれど、ある日それを見ていてとても驚きました。
 「娚の一生」というマンガ原作の恋愛映画の予告で田舎に帰ってきた女性が主人公の恋愛映画だったんですが、どうして驚いたのかというとその画面が「ももへの手紙」そっくりだったからです。
同じロケ地で撮影したのかな?と思うレベル。
しかし、それはありえませんね、「ももへの手紙」はアニメ映画、「娚の一生」は実写映画ですから。
長らく、気になっていたのですが、DVDを借りてきてちゃんと見てみたところ、ロケ地が特に同じということはないようです。
家の細かい素材なども違うので、違う家ではあるようです。
「娚の一生」は古民家地域で撮影されたようなので、もしかすると参考資料の一部に同じ家の資料が含まれていたのかもしれません。
しかし、よく似ています。
見れいる間ずっと、このカット「ももへの手紙」でも絶対見たよなと思いながら見ていました。
実際に確認して見ましたが、厳密に全く同じ構図が頻発しているわけではありませんでした。
しかし、家の空間の大きさが全く同じように見えます、この辺の空間的な記憶が既視感の原因かもしれません、実際に古民家で映画を撮影したら同じように見える映像が出来上がるということだったようです。
画力はもちろんのこと、空間の設計やレンズ感の再現などが極まった結果として、実際には存在しない家屋が実際に撮影したのとおなじレベルで描けていたということが起きているということでしょうか。
また、アニメの映像を実際に撮影したらどうなるのかというのを確認できる不思議な映像体験でした。
興味のある人は「娚の一生」を見てから、「ももへの手紙」を見直すと面白いかもしれません。


映画『娚の一生』予告編


映画『ももへの手紙』予告編

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# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-08-13 16:56

映画「トイレット」のアニメ。

荻上直子監督作「トイレット」の主人公はロボットアニメオタクという設定なんだけれど、作中でその主人公がアニメを見ているシーンがあった。
マクロスっぽい作品なので、何か既存のものかと思ったけれど、クレジットを見てみると日本のアニメスタッフが制作した新作のアニメだったようだ。

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なんと、戸倉紀元さんが描いていた!
下の「えびさわたくや」さんという人は声優さんかもしれない。
作ったのは、yowaza Animationという会社なのかな?

http://www.yowzaanimation.com/index.html

世界は、まだまだアニメに満ちている。

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# by Yakeishi-ni-Mizu | 2016-06-20 04:47

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